タイ音楽バカが行く。

タイ音楽にどっぷりはまった、タイ音楽バカの音楽よもやま話です。

2016年06月

ミウの威風堂々

過日、コラート県に遠征した。

ラムヨン軍団のコンサートがあり、私は出演するミウ・マスターキーのチームガーンとして、朝10時にミウの家を出発した。ミウの師匠ラムヨンの話によれば、コンサートは夜9時からで、コンサート終了時刻が夜遅くになることを懸念して、主催者が会場近くのペンションをチームガーン毎に1部屋ずつ借りてくれているとのことだった。

案の定、私たちは早すぎる時刻にペンションに到着した。時計は午後3時少し過ぎを示している。
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ルークトゥン・モーラムとの出会い

今、好んで聴いているこの種のタイ音楽が気になり始めたとき、僕はルークトゥンとかモーラムという言葉を知りませんでした。ただただ、旅行中に耳にしたある種の音楽が脳裏にこびりついて、帰国してからそれがじわじわと増殖していったのが始まりのように思えます。それはなんとも不思議な音階を使った子守唄のようなものや、今まで聴いたことのないコード進行を使った独特の構成美がワンパターンで繰り返されるものだったり。そして常に重低音とともに大音量で流されていたように思う。また、それらを歌う歌手の声質や歌い方がなんとも力の抜けたような感じであったり、これまた聴いたこともない哀愁漂うこぶし回しを多用してたりで、旅中での開放感に満たされた当時の僕の気分にものすごくマッチしていたように思います。これが僕のルークトゥン・モーラムに対する最初の印象です。

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今年のプンプアンイベントに、何が起きた?

6月13日は、ご存知のように、歌聖 プンプアン・ドゥアンチャンの命日である。
各地でイベントが行われている。
本家は、彼女が眠る、スパンブリーのワットタップクラダーン。
バンコクでは、エカマイ23のワット・パシー。
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琴線に触れる歌

ความคิดถึงกำลังเดินทาง(クワーム・キットゥン・カムラン・ドゥーンターング)という歌がある。

タイトルを訳せば「恋しさの途上」だろうか。

バンコクに出てきたのであろう女性が、故郷の南部に住む恋人を恋しく思い、その思いが空を渡って相手の元に届きますように、風や雨に想いを託したんじゃ遅すぎる、電話をするから声を聞かせてという恋慕の歌である。
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ライブ天国 ボーウィン

2016 年6月4日 現在住むボーウィン(チョンブリー県)は、ライブ好き(特にモーラム)には、天国である。
なお、ルークトゥン>モーラムな僕には、もう一声って感じですが。
国道331号線とシラチャー・プルアックデーンを結ぶ3013号線の交差する田舎町である。
チョンブリーは、もっと大きな町がすくなからずある。
パタヤ、シラチャー、チョンブリー市内、バンセーンなど しかし、それらの都市よりもライブの数は多いと思われるのだ。
それは、この町の周りに工業団地がひしめいているからだ。 ピントン、ヘマラート、アマタシティ、イースタンシーボードなどだ。続きを読む

生放送の緊張感

昨今、FBでのライブ放送が流行している。

歌手が自宅で歌を歌ったり、ステージの様子をマネージャーが携帯電話でビデオ撮影し、それをオンラインにてFB上にて配信するという仕組みである。

もちろん、それを見るのも十分に楽しいのだが、もっと楽しいのは、ライブ放送を「収録」しているその場に居合わせることだ。

時には撮影スタッフとして携帯電話を持たされたり、自分がエキストラの一人としてビデオに写ったり、さらには何の前振りもなしに「今日はトムヤムも一緒にいま~す♪」などと携帯電話を向けられたり、生放送なりの緊張感が堪らない。

これは、普通にコンサートに行ってステージを見るだけでは決して味わえない感覚である。
 
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タイ音楽バカへの転機

はじめまして。このたび僕をタイ音楽バカへと導いた一人であるTommy氏に声をかけていただき「自分なんかでいいの?」と疑問を抱えつつも、何か面白いことが始まりそうなワクワク感から当ブログ4人目の投稿者として参加させていただくことになりましたホットです。
タイ在住でもなく、タイ語も解さず、訪タイ経験も頻度も少なく、なによりタイやタイ音楽に関する知識がぜんぜん初心者な僕ですが、そんな僕だからこその目線でタイ音楽についてみなさんと語り合えたらと思います。続きを読む
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